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10年もの歳月を要する生命力の強いエゾウコギ
エゾウコギは、極寒の地で10年もの歳月を要する植物。
エゾウコギの枝は灰褐色の硬い皮に覆われ、表面には針状の棘が密集し、成木すると4~5mにも及ぶ長い地下茎が大地に広く深く根を張ります。広く深く根を張ることにより、劣悪な環境にあっても大地のエネルギーを存分に吸収して内部にしっかりと蓄えるため、10年もの歳月を生き抜くことが出来るのです。
(最近では中国四川省の温暖な場所でもその分布が確認されましたが、成分内容に至っては北東部の寒冷地で育った物とは比べ物にならないと言われています。)
中国では高麗人参を越える薬用として重宝されているエゾウコギ
中国では約2000年前から薬用としてエゾウコギが利用されており、「中華人民共和国薬典」にも記載されています。
このエゾウコギは健康状態をリセットすると言われ、中国国内では病院から一般の方々まで広く認知されており、生活には欠かせないものとして今もなお重宝されています。
そのエゾウコギのパワーは日本でも馴染みのある高麗人参を遥かに越えるとも言われており、中国だけではなく、世界各国で注目を集める存在となっています。
耐久力や抵抗力を増強すると話題になったエゾウコギ
1960年頃には、旧ソ連でエゾウコギが人の耐久力・抵抗力を増強し、作業能率の向上や疲労回復にも役立っていたことが見出されました。
1968年には、ソ連科学アカデミーのブレフマン博士がエゾウコギの有用性について発表、1980年のモスクワオリンピックでは、旧ソ連の選手が大活躍の記録を残しました。
この大活躍の背景には、エゾウコギのパワーにあったと大変話題にあがりました。